安全で安心できる社会を目指して。

保健福祉課では、「健康家族２１」健康管理システムを導入するまで、一部の健診結果だけをデータベース化しており、ほとんどの情報をExcelや紙で管理していたため、個人・世帯の健康情報の一元管理が十分ではありませんでした。

そのため、定期的に発生する地域保健報告や、国保連合会に対する報告データの作成は、バラバラで管理されている情報をExcelに手入力して集計する必要があり、毎回作成に多くの時間を費やすため、職員の負担が大きいという課題がありました。

「健康家族２１」健康管理システムを導入することにより、支所を含めた住民の健康情報が一元管理できること、さらに以前より導入している健診データ分析ソフト「マルチマーカー」の開発元である株式会社ウェルクルと関連会社であるということで、システム間連携が密に取れることが導入の一番の決め手になりました。

　「健康家族21」健康管理システムを導入したことで、今までバラバラに管理していた個人単位・世帯単位で保健情報・予防接種・母子や成人の健診結果をデータベース化することで一元管理ができるようになりました。
また、保健事業に必要な住民の情報が、即座に把握出来るようになったため、事務効率が上がり、今まで事務作業にかけていた時間を、住民に対する保健指導の時間として使えるようになってきています。

今後、更に健診データ分析ソフト「マルチマーカー」との連携機能を活用することで、住民の健康情報データの一元管理とそのデータを活用した住民サービスへの展開に期待が持てます。
また、システムの導入後の運用やデータの活用方法についても、道内に常駐している担当ＳＥに気軽に相談することができ、とても助かっております。